まず、大谷翔平選手の45号ホームランで45-45を達成。おめでとうございます。
NHKプラスで「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の第7話を鑑賞。舞台はいつの間にか作家になって東京に来て3年目の設定。神戸ではおばあちゃんが少し呆けてきた感じ。それでも、お母さんは車いすでも自動車を運転し、仕事をしている。ダウン症の弟もカフェで働いている。すべてが上手く行っていて、東京での新しい生活に馴染んできたところでお母さんの病気。心臓の病気。手術に失敗すれば死んでしまうかもしれないというもの。その手術の間待合室で待っていたら、東京の仕事仲間が駆けつけて来てくれた。一緒に待ってくれた。新しい人間関係。家族でなくても優しい。辛いことは多いけれど、辛い中にも優しい話や面白い話は転がっている。ちょっとした面白さを人文章にして人に伝える。読む人も、そうした面白さや優しさを感じて救われるものがあるのかもしれない。きっと、作家としての自分の価値に気づき始めたんだろうな。読んでいる人も何かを背負っている。だから、優しさや面白さ、それも日常の中にあるちょっとした優しさと面白さに救われるところがある。世の中はそういうことで回っているのかもしれない。