キングダムは最初の作品を見て、こういう大作は自分の好みではないなと思って、キングダムⅡ以降はNETFLIXで鑑賞。ただ、今回の「大将軍の帰還」は前評判が凄くて、最初の作品で出番は少なかったけど、圧倒的な存在感だった王騎将軍の見せ場があるということでプレミアムも払ってラージスクリーンで鑑賞。鑑賞前にキングダム「運命の炎」をNETFLIXで見ておいたのだけど、キングダムⅡまでとは違って、これは映画館で見たかったなと思ったのもありました。明らかにキングダムは回を重ねるほどに作品が良くなってきている・・・さて、本題。やっぱり大沢たかおさんの王騎将軍は期待を裏切りませんでした。圧倒的な存在感があり、ド迫力と独特の話し方で観客を魅了する力がありました。吉川晃司さんの龐煖将軍も相手として申し分ない強者。あと、要潤さんの騰がとても良かった。今回は小栗旬さんの李牧の知恵が趙軍に勝利?=王騎将軍を亡き者にすることに成功するわけだけど、将軍の2人がとてつもない存在感を発揮して、誰が主役か判らないくらいの魅力でした。あと今回も出番は少なかったけど、長澤まさみさんの楊端和でしょうか。この4人がとても印象に残った作品でした。キングダムシリーズはまだまだ続くのかもしれませんが、この作品を超えることは難しいのではと思わされる作品でした。
監督:佐藤信介