結婚30年の記念に里緒さんからもらった体験チケット。奥さんと大塚にある小倉庵さんで蕎麦打ち体験をしてきました。頑固な職人さんだったらどうしよう!という心配もなくはなかったのですが、店主さんは優しい人で、とても丁寧に教えて頂きました。
蕎麦打ちは3つの工程があります。木鉢「蕎麦粉に水を回して、くくる」、延し「麺棒を使い蕎麦の厚さまで延す」、包丁「蕎麦の太さに切る」の3つ。工程ごとに説明と実演を受けて実際に自分でやってみるという段取り。木鉢と延しは時間がかかりながらも(本当はあまり時間を掛けてはいけない)何とか納得のいく仕上がりだったのだけど、包丁だけは最後までコツを掴めず。「包丁を傾けて駒板を送り、そばに包丁を落とす」というのがやり方なのだけど、包丁の傾け方で駒板の送りがばらつき、太さが変わる。リズミカルにできれば、一定の太さになるのだろうけど、最後までこの感覚が掴めず。傾け方が小さくてそうめんみたいな時もあれば、傾けすぎてきしめんになるときも有り。でも、何とかできました。お店でゆでて頂いて、天婦羅と一緒に試食。自分で打った蕎麦はやっぱり美味しい。