経済産業省商務情報政策局情報技術利用促進課（ITイノベーション課）DX制度企画チーム法制企画担当補佐和田憲明氏の講演。日本のセミナーでは珍しく、全体の約半分が質疑応答だった。こういうプライベートな勉強会だと、役所の人も割と本音で話してくれているのではないか？と感じさせる講演。和田氏のキャラクターなのかもしれない。結局、日本のSIerという特異な企業が、ITを軽視する経営に付け込んで、ITに弱い日本を作り上げたということかな。2025年は明示的なものではなく、だいたいこれくらいには息詰まるんだろうという意図があるみたい。SAP対応とか、本当にやばいのかもしれない。結局、経営がどれだけITを理解し、きちんと投資するかですね。何となく暗い気持ちになってしまいました。まあ、現状が判ったことは良かったと思います。
