りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

未必のマクベス

 早瀬耕さんの「未必のマクベス」を読みました。600ページを超える長編だったけど、この長編が終わるに近づくにつれ、読み終わってしまうのが寂しいような、そんな感じのするサスペンスでした。ただ、これ分類としては恋愛小説かも知れない。高校生の時、付き合った訳でもなく、明確に恋愛を意識したわけでもなく、でもちょっと気になる女の子がいて、卒業以降会うこともなかったのだけど、以降何かにつけ、PWは彼女の名前と誕生日を使ってしまう・・・何十年もあってもいない彼女が事件の発端になる。自分には新しい恋人がいるので、そこにも新しい恋愛があるわけでもないけど、彼女を救いたい・・・やっぱり恋愛小説かな。この小説を読んで、それにしても男は単純なんだなって思った。PWの付け方が判り易過ぎて、ちょっと笑いました。

未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)

未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)

 

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