りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

解夏

随分古い作品だけど、Amazonプライムでレコメンドされて見てしまいました。石田ゆり子さんが出演しているからかな・・・2004年の作品なので今から14年も前なのだけど、携帯電話が普通にあって、まあ、SNSとかはないのだけどそんなに今と変わらないかな。そんなところにしか古さを感じませんでした。そういうところは昭和の作品とは違う。
結局、視力を失う恐怖というのが修業、失った時が修業の終わり、すなわち解夏なのだけで、そこまでの苦悩がこの作品のテーマだと思うのだけど、どうしてもその後、すなわち視力を失ってからどうやって生きていくのかというのが気になってしまいます。どんな状態でも大切な人は大切な人。愛していれば、いや愛しているからこそ力になりたいと思うのは自然な話。でも、その後どうするのかな。愛する郷土の歴史を語り継ぐという安易な流れも考えたけど、そういうのもあまり感じなかった。希望を失い、悩む気持ちも、愛する人を支えたい気持ちも判るけど、その次を考えることがあっても良いのではないかと、そんな風に感じてしまいました。

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