りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

ぼくらの真実

 青山繁晴さんの「ぼくらの真実」を読みました。日本国憲法の話、日本におけるリベラルとは。国連の真実、中韓の主張していること。そして沖縄の基地問題。雰囲気で語るのではなく、まず事実をきちんと認識して、自分で考える。そうしないと間違った議論を展開してしまう・・・本当にそんな当たり前のことを教わったような気がします。ハイライトは以下。本当はもっとあったけど、これだけはノートしておきたかったことです。

・国民を護ることこそ主権国家の至上の務めです。
日本国憲法はかつて、アメリカを中心とした占領軍が英語という外国語で原案を書いて誕生したものですが、それを占領時代が終わってもなお、一字一句変えずにいるのは、わたしたち自身です。
竹島で韓国兵に殺され、北方領土ソ連・ロシア兵に殺され、それでも動かなかったから北朝鮮工作員を送って日本国民を拉致していき、それを取り戻しに行かないのを見て中国は、沖縄の尖閣諸島、そして首都東京の喉元の小笠原や伊豆に侵入しています。
日本国憲法の底にも、made in occupied Japan、被占領国家日本製とくっきり刻印されているのです。
日教組、正確には日本教職員組合という労働組合に所属する先生は必ず、日本国憲法を無条件で絶讃し、一方で戦前の日本を徹底的に「悪い国」として教えます。
・戦争に負けたからといって憲法を外国の指示によって変えたりしてはいけません。
・この条約には「戦争に勝った国は、勝ったからといって負けた国の法律をいじってはならない」という趣旨が明記されています。
・平和を実現できないことがとっくに、胸の張り裂けるような犠牲によって実証されている憲法を、なぜ平和憲法と呼び続けるのか。
・世界を支配するために戦争を続けてきたのであり、世界を平和にするために世界の武装解除を目指したのではないのです。
・世界平和を目指した憲法を作ったのではなくて、仮に日本だけを徹底的に武装解除するための憲法を作っただけです。
・「本質的には無効憲法である」という認識をしっかり持ちつつ、現憲法の改正条項である第九十六条を使って改正し、その改正を重ね、広げて、最終的には全面的な新憲法の誕生にこぎ着けるべきだと、ぼくは考えています。
・日本社会で言うリベラルが、国際社会のそれと違いすぎるからです。
・敗戦後日本のリベラル派は、まさしく日本国憲法の精神に基づいて「カネや太鼓を鳴らして祈れば平和になる」という行動を取ったりします。
国連国連憲章には、個別的自衛権と集団的自衛権のいずれも正当であることが明記されています(第五十一条)。
国連憲章には「加盟国は空軍の待機部隊を持たねばならない」という趣旨の義務も明示されています(第四十五条)。
・軍事を抑止力あるいは紛争を解決する力に使わなかった、第一次大戦後の国際連盟第二次世界大戦を防ぐことができなかったことを人類が自省して、軍事力こそを平和のために使う組織としたのが現在の国連だからです。
・偽善というのは強すぎる表現ではありません。五か国に特権を与えるだけではなく、日本やドイツといった敗戦国はいまだに国連憲章のなかで「敵国」として扱われ、日本やドイツなどには例外的に国連決議無くして侵入しても攻撃しても構わないという趣旨が定めてあります(第五十三条など)。
中韓の「日本はドイツを見習って反省しろ」という政治宣伝が嘘であるということです。  さらに、その中韓の宣伝を後押ししているのが、日本の前述した「偽リベラル派」であることを、わたしたちは今こそ知らねばなりません
・韓国はまた「戦勝国なんだから竹島(韓国は勝手に独島と命名)など日本海の島を欲しい」とも頼みましたが、アメリカのラスク国務次官補(当時)に正式な書簡で「われわれ(アメリカ)の情報によれば、韓国の一部として扱われたことは一度もなく、一九〇五年頃から日本の島根県隠岐島庁の管轄下にある」とこれも断られました
・韓国は、日本の占領時代が終わる直前、わずか三か月前の一九五二年一月に竹島を自国領とし兵を侵入させ占拠してしまった史実があります。これが現在の竹島問題のありのままの発端です。
・日本のリベラル報道は「慰安婦」や「南京大虐殺」だけではなく、より根深く、日本国民が捏造だといまだ気がつかないところでも史実を「反日」のために変えています。
・わが国の弱点、即ち、『一度権威のあるものが決めたことは、いかに現実離れしていても、それを変えてはいけないという空気』が支配してしまうという根本的な問題があると思います。
・相手が誰であっても良い。自分以外の誰かのために死ぬ用意すらできている。そこで初めて人生が愉しくなる。生きろ。
・恋の至極は忍恋と見立て申し候。逢ひてからは恋のたけが低し。一生忍びて思ひ死にするこそ、恋の本意なれ。
・恋を告白してしまうと、相手を自分のものにしたいということになり、真に相手のためになりたい、幸せにしたいと言うより、自分の欲を満たしたい、自分が幸せになりたいになる、これを言っているのです
・誰かのために、誰でもいい、恋する人でも、友だちでも誰でも自分ではない人のために死ぬことのできる人生を生きるのなら、初めて人生は空しいものではなくなる。生きよ、若きも老いも生きよ、ただ人のために生きよ。
・「武士道は死狂ひなり」死狂い。  なんという凄絶な観念でしょうか。偽善を排し、思いあがらず、格好をつけず、無心に行動せよ。それが武士の本分だ
・破壊ではなく破戒です。武士道を説きつつ、武士の戒めを破ってしまっているのです。
・江戸時代の日本は、幕末の時代を除いておよそ二百五十年もまったく戦争、内乱いずれも無く、経済も安定して、文化は絢爛豪華に花開き、長きも長い世界史でもほとんど例がないような奇跡の時代です。
・「日本は、ローカルな薩摩と戦ってみただけで、とても全土は支配できない国だと分かった」
・米軍だけがいる基地のうち、七五%(正確には七三・九%)が沖縄ということであり、自衛隊と米軍が一緒にいる基地でみると一気に二二・六%に急落します。

ぼくらの真実

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