水野和夫さんの「資本主義の終焉と歴史の危機」を読みました。非常に示唆に富む本でした。おそらくポイントは2つ。1)資本主義は中心と周辺からなり、周辺から搾取することで中心に富が集中する。2)金利が低水準にとどまるということは、適切なリターンが期待できる成長余地がないということ。つまり、資本主義が終わりを迎えているということ。なんじゃないかな。成長の余地がないなら、成長しなくても良い新しい経済システムを考える。難しいけど、確かにそういうところに来ているのかもしれません。
- 作者: 水野和夫
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/03/14
- メディア: 新書
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