今日は終日雨。少し気分が滅入りますが、午前中の新卒面接は優秀な学生が多く、今年はやたらと合格を出しまくっています。
夕方から勉強会へ参加。本日はリスクアペタイト・フレームワーク（RAF)で、欧米銀行の先進事例をベースにいろいろな考えを聴くいい機会でした。
ポイントは
1)リスク管理はここ１〜２年、定性管理が非常に重要視されている。
2)その中心となっているのがRAFといっていましたが、基本的にリスク文化というかリスクをキチンと評価する企業文化
3)私にはリスクベースの企業理念と聞こえました。たとえば、RAFに則ると、こういう事業はやらないとか、こういう買収はしないとか、こういう戦略は打たないとか、常にリスクとリターンを考えて意思決定するという考え方
4)リスクはリスク管理（ミドル）に任せるのではなく、フロント（現場）が考える必要がある。→金融検査とは違うけど！、リスクは業務に付随するのであって、リスク単独であるわけではない
5)RAFの発展段階（Level１〜５）というのがある。Level3で止まっているところが多い。ここで止まると大きなコスト増。Level5までいくと経営効果が上がりメリットが出る。ただ、Level5っていうのは経営判断に活用するという感じでした。
今日もよい刺激を頂きました。
