りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

ボクらの時代

日曜日朝のフジテレビの対談番組「ボクらの時代」。本日はゆずの北川悠仁さんを中心にアートディレクターの森川千絵さん、音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんでした。3人とも37歳らしいです。いずれも芸術を仕事としているために、独特の感性を持っているような印象を受けましたが、北川さんはもう少しで父親になるということ、森川さんはつい最近結婚したということで、人生の転機を迎えているような話の流れとなり、「無理をしない」という言葉に落ち着いていったような感じでした。蔦谷さんの言葉に「昔は2泊3日で旅行に行っても、2日目の午後には『仕事しなくちゃ』っていう気持ちになって、旅行を楽しめなかったけど、今はゆっくり休んで、ゆっくり楽しんで、そのほうがあとでじっくり音楽を考えられたりして、かえっていい仕事ができる」といったものがありました。37歳っていうのは中堅ですよね。若さゆえのがむしゃらさがなくなって落ち着く時期なのかもしれません。
しかし、51歳になった私にはまだその余裕がありません。むしろ、サラリーマン人生があと10年を切った中で、また毎年衰えていく体力を自覚する中で、自分に何ができるか、何をやって自分の人生に納得をつけるか、気持ちばかり焦ってしまいます。「四十にして惑わず、五十にして天命を知る」とは孔子の言葉ですが、五十にして天命を知るどころか、惑い続けています。ただ、今日の「ボクらの時代」で思ったことは、彼らは自分の仕事をやっている、というか続けていることです。音楽を作り、アートを作り、それを表現するという仕事に変わりがないわけです。プロジェクトをやっているときは、自分の意思でプロジェクトをやっていました。今は、仕事が管理職になったということ以上に、上の意思を組んで仕事をやろうとしている。そこが惑う大きな問題なのかなと、そんなことに気づかされました。
ソチオリンピックでは、男子フィギュアスケート羽生結弦選手が金メダル、ジャンプラージヒルではレジェンド葛西紀明選手が銀。日本選手の活躍は素直にうれしい。頑張れ、日本。