りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

そして消費者だけが残った

カンブリア宮殿の本。ちょっと前の本ですが、机の横に積んだままだったものをパラパラ読んでみたら面白くなって、一気に読んでしまいました。最近のTVのカンブリア宮殿はちょっとネタ切れ感が感じられるところもあったのですが、この本に出てくる社長は大物揃い。別に有名な社長だけが偉いわけでもないと思いますが、やっぱりこうした人たちの考え方に触れるととても元気がもらえるような気がします。
日産のカルロス・ゴーン社長兼CEOから始まって、ニトリの似鳥社長、ファーストリテーリングの柳井会長兼社長、楽天の三木谷会長兼社長、セブン&アイホールディングスの鈴木会長兼CEOなどなど有名人目白押しです。この中で、いくつか気になった言葉をピックアップすると。
柳井さん「正常な危機感じゃないといけないんです。困っていると危機感じゃなくて不安になりますよね。不安になると何もできない。好調の時こそ、ひょっとしたらこれは違うんじゃないかという危機感を持たないといけないんじゃないですか」
日清食品ホールディングス社長兼CEOの安藤さん「自分ですべての特許を独占するよりも、多くのメーカーの方に作ってもらったほうが、この需要は大きくなると思ったのです。一社でやるよりは、多くのものがよってたかってやったほうが、この需要はもっと大きくなるし、消費者にも恩恵が大きい。それを徹してやったということです。」
ダスキン会長伊東さん「意識を改革するには近道のようなものはなくて、身も蓋もないコミュニケーションの蓄積でしかない」「『もの集まざるは恥なり、集めたものを己とするのもまた恥なり』という言葉を教えていただいたことがあるんです。・・・ものを集めることができないということは、お客様に支持されていないことですからまずいですよね。一方で集めたものをすべて自分のものにすること、これもやはり恥だということに納得しているんです。」
いい刺激になりました。

カンブリア宮殿 村上龍×経済人3 (日経スペシャル)

カンブリア宮殿 村上龍×経済人3 (日経スペシャル)

[DATA]
今月の読書 3冊
1月からの読書 10冊
[DATA]
本日の歩行距離 10.4km(walk)
3月の歩行距離 114.4km(walk)
1月からの歩行距離 399.0km(walk)