りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

福島

朝から福島で報告会。夜、いつも恒例となった飲み会。福島の街はあまり震災の爪痕を感じさせない感じでしたが、所々古い建物などは壊れてしまったらしいです。飲みが進むにつれて、話は震災の話へ。震災はすごい恐怖だったらしく、建物の壁が崩れていくところを目の当たりにして、「終わりかも知れない」という覚悟をしたそうです。以来、余震が来るときは感覚が敏感になって、地震速報より先に五感が地震を予知するようです。
福島は岩手、宮城に比べると津波の被害は少なかったそうですが、やはり問題は原子力原子力は被害がどこまで広がるか判らない分、まだ復興のスタート地点に立てないというのが、地元の人の正直な感想。我々のお客さんは直接的ではないにせよ、親族には誰かしら被災者がいて、その辛さが伝わってきました。特に、政府の対応に対する怒りは半端でなく、政治への不信感があらわになっていました。こういう問題はうやむやになんて決してできないのだから、やはり現実を見て、できることを一つ一つやっていくしかないのだろうなと思いました。