りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

桜の写真

昼休みにオフィスのそばの日枝神社に行くと、きれいな桜が咲き誇っています。そんな折、姉から母の古い戸籍がとれたという手紙。そこに、桜の写真が同封されていました。実家の近所のスーパーマーケットに行く途中の坂道の桜と、その先のちょっとしたお花見スポットである旧環三通りの桜並木の写真です。手紙の最後に、「お母さんが生きていたらきっと見ていただろう桜です。お母さんに見せてあげてください。」とありました。確かに、我々にとってあまりに突然だった母の死は、母本人にとっても突然の出来事であったに違いありません。まさか、この美しい桜を再び見ることなくこの世を去ってしまうとは母自身が思っていなかったでしょう。写真は母の位牌のそばに父が置いていました。桜の写真を見ていたら、とても悲しくなりました。母の死から3週間。実家にいることを除いて、すべてが日常にもどったつもりだったのに、どうしても涙が止まりませんでした。