今朝、会社に来る途中のKIOSKで日経新聞を購入しました。自宅から会社に通っていた頃は、当たり前のように配達されていた日経新聞を片手に通勤したものですが、実家に帰ると日経新聞はない。もちろん、コンビニやKIOSKで買うこともできますが、どうしても今までそういう気持ちになれなくて、今日初めてKIOSKで購入しました。3週間ぶり・・・かな。朝は日経の活字がうれしい。こんなところにも日常が戻ってきたような感覚がありました。まだまだ、正常復帰とは行かないまでも、大分当たり前の日常に戻ってきました。
で、今日はうれしい記事がひとつ。「フットボールの熱源」に「9年前の恩返しに」という記事がありました。簡単にいうと、被災した鹿島のために、アイルランドの人たちが支援しようといってくれていること。ことの発端は9年前のワールドカップ。宿の予約もせずに押し寄せてきたアイルランドサポーターをフーリガンだと思っていた鹿嶋市は、海岸に仮説住宅をつくってサポーターの隔離を画策。でもアイルランド人が実はハートの熱い気の良い連中だと判ると、市の職員や地元の人たちが酒をもって仮説住宅を訪れ、親交を深めたというもの。思わぬ歓待を受けたアイルランド人は気を良くして帰国。そしてこうして親交を深めた、アイルランド人が鹿島の復興を支援しようとしてくれているという話だ。
今回の地震で改めて自然の脅威、人間の無力さを思い知ったとともに、素直に「みんなで協力して」という気持ちになれている。みんなが世界に広がっているというのは本当にうれしい。そして、そのきっかけがサッカーだったことに、またうれしさが広がる思いがした。
