大山剛さんの「バーゼルIIIの衝撃」を読みました。顧客先などで話題になっている一冊です。まずは、金融危機について、そしてバーゼルIIIについて。バーゼルIIIの問題点とインパクトを述べた上で、日本・邦銀に残された道と続く構成。ちょっと眠かったですが、バーゼルIIIについてのコメントは秀逸な感じがしました。気になるのは最後の展望部分ですが、結論は合併と国際化です。全社は資金量で10兆円規模という目安が出ているのが非常に良かったように思います。国際化は、メガバンクの動きをみていると、まさにそういう感じかな。ちょっと読みづらい本でしたが、非常に参考になりました。
- 作者: 大山剛
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2011/02/18
- メディア: 単行本
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