りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

日経新聞

今日の日経新聞は気になる記事が3つ。ひとつは、「日米欧、長期金利が上昇」というもの。見方はいろいろ。米国経済の回復期待と量的金融緩和の第二弾を織り込みがはじまったというもの。米国債の値下がりによる損失を日本国債を売って穴埋めするというもの。逆に日本の国債の格下げで、日本の財政悪化を売り材料としているというものなど。先進国の景気回復期待はいいですが、日本という国のソブリンリスクで金利が上がっているとしたら、嫌だなと思いました。それに関連して、「大機小機」では、「2015年ニッポン衰弱か再生か」という日経ビジネスに掲載された近未来小説を紹介し、不安定な政治が円安、超インフレを招くというストーリーが今の政治混迷を良く見通していると指摘している。最後に、一面の囲み記事「民主主義を考える」では、昭和史に詳しい麗澤大学松本健一教授の話として「政党は汚い。国益を守ってくれないという失望感が迎合主義(ポピュリズム)を生み、軍部の台頭を招いた。今は同時にそっくりです。」という談話を載せている。その通り、明らかに五・一五事件前夜の臭いがします。