りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

空飛ぶタイヤ(下) & 牧野

池井戸潤さんの「空飛ぶタイヤ(下)」を読みました。昨日は疲れていて、本を読む時間が無く、今日から下巻に入りましたが、面白くて一気読みしてしまいました。ホープ自動車、東京ホープ銀行、ホープ重工、ホープ商事といえば、とても身近な財閥企業を思い浮かべてしまいます。そして、誰もがそう思って、半分ノンフィクションとして読んだのではないかと思いますが、解説を読んだら、題材は利用しているものの、ほとんどフィクションとのこと。それは、それで凄いなと思いました。いずれにせよ、この作品の凄さは、たくさんの登場人物がそのいかにもその企業の中の企業人として、損得勘定し、振る舞う姿が何ともその通りだなと思わせるものがあり、こういう人物描写の優れている点にあると思います。

空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)

空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)

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夜、新馬場にある「牧野」というお店で飲み会をやりました。懐かしいメンバーとおいしい海の幸があって、楽しかったです。ただ、大崎まで懐かしい道を歩いて帰りながら、今日の自分はどこかに違和感を感じていることに気がつきました。それが何なのかは判りませんが・・・