今日は福井でした。福井に行くのは久しぶりで、不便を承知で小松空港経由で行ったら、案の定不便でした。帰りの小松空港で2時間半も時間を潰すことになりました。それにしても、越前福井は暑かったです。日本全国、どこへ行っても暑いです。
で、往復の飛行機の中で、新田次郎さんの「劔岳 点の記」を読みました。もちろん、夏休みにテレビで映画を見たからですが、ずっと鞄に入れておきながら進まなかったので、今日改めて読んだという事ですね。この本を読むまで、地図を作るという作業がこんなに危険で大変なことだったとは思いませんでした。それと、今でこそ劔岳といえども、素人登山家が(多少危険度が高い山とはいえ)登れる山という認識がありますが、前人未踏の山というのはやはり前人未踏なだけあって、大変だったのだなと思わされます。映画も良かったですが、小説も面白いですね。それと、明治の日本人っていうのはやっぱり凄かったなと思います。
一旦会社に帰って、11時半頃帰宅の途についたのですが、池袋で東上線が人身事故で止まっていることを知りました。タクシー待ちは長蛇の列と化していて、丸の内線の最終茗荷谷行きがあったので、これに飛び乗り、茗荷谷でタクシーを拾って帰ってきました。今日はタクシーに乗りたくなかったのだけど、仕方ないですね。タクシーの運転手さん曰く、東上線は「踏切が多いから事故が多いよね」とのこと。確かにそうかも知れません。
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