りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

映画

博士と狂人

辞書を作る作業っていうのは、やはりとてつもなく困難な作業であり、出版元にとっては、その威信を賭けた大作業になるので、ドラマが生まれるのは必然として、それにしても衝撃的。Googleがその理念に基づいて、世界の文書を全部デジタル化してくれたら、作…

罪の声

実際のグリコ・森永事件が起こったのは大学生の時で、かい人21面相のウィットに富んだ脅迫文に知性を感じながら、実は裏取引とかで自然と幕引きしたんだろうなと思っていました。しかし、「罪の声」の原作を読んで、確かにこういう手があったのかも知れない…

きみの瞳が問いかけている

さすがに極真空手世界一の横浜流星さんの格闘シーンは本物でした。速くて強くて、切れ味が抜群で、とにかく迫力満点、怖かったです。この映画を見て、色々な感じ方をすると思うのだけど、ドラマとしてではなく、現実問題として一番残念に感じたことは、悪い…

空に住む

多部未華子さんが好きだなって改めて思ったから、少しボーナスポイント、4.0点。本当は良く判らないことが多くて、気持ちポイント低めです。原作とは全然違うんだなっていうのが正直な感想。原作は誰よりも心を許していた愛猫の死に向き合って、抱えきれない…

望み

原作を読んでいて、ほぼ原作に忠実な展開だったと思うけど、やっぱり涙が出てきた。息子が殺人事件に巻き込まれた。状況から、加害者である可能性も被害者である可能性も否定できない。例え殺人犯となっても、息子に生きてもらいたいと願う母親、息子を信じ…

浅田家

泣ける映画を見に行って、しっかり泣いてきました。浅田家ってお父さんが働いていなくて、政志もプータローみたいな感じだったし、どこかいい加減。でも、そんな家族を責めることなく優しく生きたいように生かしてくれる。だから政志の写真は本当に家族の家…

ストーリー自体はある意味ベタなんだけど、二人が色々な試練を超えて成長していく姿に素直に涙してしまいました。一番悲しかったのは榮倉奈々さんの再発が判明した時?何とか病を乗り越えて、子供も少しずつ成長して、やっとこれからという時に、本当に悲し…

Mother マザー

2日続けて長澤まさみさん作品を映画館で鑑賞。コンフィデンスマンJPのダー子さんは本当に作りこまれたキャラだけど、こちらは正直なんて言っていいか。実際にあった話をベースに作られた作品というだけにドキュメンタリーを見ているような迫力がありました。…

コンフィデンスマンJP プリンセス編

古沢良太さんの作品はいつも期待通りに面白い。今回も十分面白かったのだけど、個人的には前作の方が良かったと思った分、ちょっと減点。そして、いつも通りの豪華キャスト。こんな人たちがあんなチョイ役で・・・ただ、もうジェシーが見られなくなるのはと…

WAVES

久しぶりに映画館で映画鑑賞。だから映画だからこそ、という感じで泣ける映画が観たかった。ただ、こういうウエットな映画はやっぱり日本の映画の方が・・・とか思ってしまいました。恵まれた家庭に育ち、厳格な父親との距離は感じながらも家族の期待に応え…

AI崩壊

コンセプトは悪くないと思うのだけど、何故かちょっと陳腐な気がしました。少子高齢化が進む中で、人を選別して無駄に延命させない。AIにその選別をやらせる。また、AIが個人の健康情報と結びついているから、活用のさじ加減で寿命を縮めることも延命するこ…

ラストレター

実はすごく楽しみにしていた映画でした。 原作とプロットは同じだけどディテールは違う。でも、その違うところが映像的にも、ストーリー的にも良かったような気がする。 30年以上たって、双子でもない姉妹を見間違えるかな(というか主人公は見間違えていな…

決算!忠臣蔵

豪華なキャストとテンポの良い演出はさすが。テンポの良さは吉本ならではなのかな。大好きな石原さとみさんの瑶泉院は予想外に良かった。時代劇はあまりイメージできなかったのだけど、美しいものは美しい。それにしても、やっぱり何かをするにはお金はかか…

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語

ブランチで絶賛されていたので、見に行ってきました。幸せいっぱいのカップルが交通事故を境に運命が一転してしまう。妊娠していた彼女は死に奇跡的に子供は助かったが、父親は自殺をしてしまう。残された娘は祖父に育てられるが大きなトラウマを持つ。一方…

マチネの終わりに

原作のイメージからすると、キャスティングが少し違うのではないかと懸念していたけど、全くの杞憂でした。小峰洋子さんはやっぱり石田ゆり子さんで良かったし、蒔野も福山雅治さんで良かった。石田ゆり子さんの魅力が満載、そして福山雅治さんのギターを弾…

不能犯

プラシーボ効果といっていた。ある種の催眠術のようなもので、人に何かを思いこませ、それによってその人が死んでしまったり傷ついてしまう。その力は、本当に殺したいという純粋な気持ちから出てきたものなら、相手を殺してしまうだけだが、そう願う気持ち…

楽園

これまた、原作を超えて考えさせられる映画になったような気がする。失ったものが大きすぎて、何かの形でケリをつけたいと思う気持ち。何かをキッカケにその矛先を向けられてしまった人間。いつの間にか村八分になってしまう世界。誰かが仮想敵、仮想犯人を…

真実

真実。なるほど、この映画は真実というタイトルでした。とにかくカトリーヌ・ドヌーヴの存在感が凄い。女優である母親、脚本家である娘。二人の間にある秘密と確執。記憶は確かに都合の良いように書き換えられている。そして今現実で起こっていることも真実…

ヒキタさん!ご懐妊ですよ

北川景子さんがお目当てだったのと、何となく展開が予想できる気がして映画自体に正直そんなに大きな期待をしていたわけではなかったのだけど、見終わった感想は「思った以上に良かった」です。まず、子供が欲しいのに授からない夫婦の妊活の大変さを見てい…

蜜蜂と遠雷

栄伝亜夜の最後の演奏を聴いて、拍手をしたくなった。素晴らしい。天才が自然の中にある音を思い出し、音を奏でる楽しさを取り戻した瞬間。そう、音楽はどこにでも溢れていて、感じるものを音として表現することは楽しい。原作では亜夜はもう少し過去を吹っ…

アイネクライネナハトムジーク

原作は短編集なんだけど、登場人物が少しずつかかわりを持っている、そんな作品。でも、ヘビー級チャンピオンのウインストン小野とやがて小野と結婚する美奈子が中心だと思っていたので、映画はちょっと違った感じがした。多部未華子さんが演じた本間紗季さ…

記憶にございません! / 娼年

テレビでの番宣が凄くてついつい見てしまいました。最初は明らかにつくられた笑いについていけない感じでしたが、そのうち引き込まれていく自分を発見。コメディだけど、ちょっと考えさせられるところも有り、キャスティングも良かったような気がする。石田…

人間失格 太宰治と3人の女たち

最後のクレジットは「この作品は実話にもとづいたフィクションです」でした。太宰治という作家、女性にとてもだらしなくて、でもだから女性にはモテたんだろうなと勝手に思っていたけど、ちょっと規格外でした。大体女性にだらしない男性は、その時々はその…

新聞記者

最後に松坂桃李さんの口は「ごめん」って言っていた。やっぱり上司が一枚上手でした。子供が生まれて守るべき家庭を目の前にして、正義のために闘えるのか?身を賭してまで守るべき正義なのだろうか。 でも、本当は何が正義なんだろう。生物兵器の研究所。確…

ソラニン

昔この映画を見た時は、単に宮﨑あおいさんが可愛いと思ってみていたけど、久しぶりに見たら、実はあまり楽しい映画ではありませんでした。宮﨑あおいさんが好きなのだけど厳しめの評価。この映画のモチーフがやりきれない若者の鬱屈感だったりするから仕方…

愛を読むひと

原作は朗読者ですね。この本を読んだ時、凄い衝撃を受けた記憶があるのだけど、何故かラストがどうなったのか忘れていました。前半と後半でテイストは一転。甘いひと夏の経験から、裁判シーンへ。最後は、そうでした。こういう終わり方なんですね。でも、そ…

空母 いぶき

映画としては面白かった。終了時間が少し気になって、どう終わるのかと思っていたけど、なるほどこういう終わり方なんだと感心しました。ただ、そこにリアリティがあるのかというと、もしかしたら違うのかもしれない。原作との設定の違いは、色々な配慮が働…

コンフィデンスマンJP

やっぱり面白かった。古沢良太さんの作品はさすがです。何をどこまで信じてよいものやら。それに豪華キャストがチョイ役で出ているのもすごい。見終わって、素直に「やられた」という思いと「面白かった」という感想が出てきました。

名探偵コナン 紺青の拳

二日続けて映画館へ。子供が小さい時に、コナンは連れて行くのが楽しみな映画のひとつだったけど、今回は夫婦で鑑賞。名探偵コナンというだけあって、推理小説を読んだような謎解きがあって、十分大人が楽しめる作品という記憶があったのだけど、久しぶりに…

キングダム

久しぶりに映画館に足を運びました。キングダム、ターゲットはもっと若者なのだろうけど、予想以上に楽しむことができました。そして、誰かのレビューに書いてあったけど、確かにジャンプの世界だ。「友情」「努力」「勝利」。この作品にはそのすべてが詰ま…