昨日の深夜に慎平君が九州から帰ってきた。今日は東京で研修らしい。帰ってきたのが12時過ぎで、今朝は8時過ぎに出社。ただ、スーツがちょっと窮屈そう。普段はビジネスカジュアルなので、スーツを着ることはないみたいだけど、社会人になって、就活の時に購入した超スリムスーツはかなり厳しい状況に。研修は18時までで、まっすぐ帰宅するということだったので、途中で待ち合わせて、そのまま紳士服屋へ。スーツと礼服を1着ずつ購入。閉店間際ということも有ったけど、2着選んで採寸して、トータル30分といったところかな。迷いなく購入。いつまでスーツを買ってあげられるのかわからないけど、一緒に洋服を選ぶのは結構楽しい。
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
奥さんがお出かけで、一人で夕ご飯になってしまったので、何となくNetflixで鑑賞。前から機会があれば見てみたいとは思っていた作品。
昭和の時代にはこういうお母さんがいたのかもしれないし、そういう意味ではこういうハチャメチャなお父さんやどうしようもない息子もいたのかもしれない。息子のために頑張って働いて、仕送りをして、息子の友達に料理を振る舞って、愛されて・・・息子には才能が有り、イラストもエッセイも売れたから良かった。もし、それが無かったらこの親子はどうなってしまったんだろうかとつまらないことを考えてしまいました。まあ、息子のイラストやエッセイが売れなくても、仕事をしていればそれなりの幸せがあったのかもしれない。たくさんの親孝行はできなかったかもしれないけど、一緒に暮らして、一緒にご飯を食べて、病気になれば看病をして・・・それは、それでも良かったかな。色々な意味で注目された作品だけど、改めて幸せの形を考えさせられる作品でした。
アフターデジタル
藤井保文さんと尾原和啓さんの「アフターデジタル」を読みました。とても刺激的でした。中国で今起こっていることを知ると、GAFAの時代でもないのではないかと思ってしまいました。コンセプトはOMO(Online Merges with Offline)。オンラインもオフラインもなく、全てが繋がっている。それと、全てが客観的なデータで抑えられている。他人の評価でもなく、センサーでとらえられた客観的なデータで安全運転や購買意思を測るなど想像の何ぼも先を行っているような気がした。金融機関が持っている決済情報なんて、これらに比べるとほんの一部に過ぎない。様々なところで知らず知らずのうちにとられたデータがまとめられてその人を分析されている。アリババやテンセントがやっていることは、GAFAの先を行っているような気がする。こうした世界が拡散していった先で、日本はどういう立ち位置にいるのか。そういう世界についていけるのか?とても不安を感じました。
あと、ここまで丸裸にされると、人間は必然的に品行方正になるというのも確か。日本でいう「お天道様が見ている」ということが現実社会で起こっている。凄い時代になったと改めて思う。
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今月の読書 1冊
1月からの読書 35冊
全仏 錦織 vs ペール
またとてつもなく凄い試合でした。4セット目のタイブレークを落とした時、5セット目に3-5とリードを許した時、もう終わりだと思ったけど、一つ一つ丁寧に、少しずつ修正し、流れを引き寄せ、最後は勝利。さすがです。技術だけでなくランキングの上位に居続ける強さというものを教わったような気がします。気持ちを切らせない。とにかく丁寧に、でも勇気をもって仕掛ける。その辺の塩梅が絶妙。これで今日も睡眠不足だ。