りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

ある意味フジテレビの圧倒的なプロモーションに流されてしまった感じかもしれないけど、ちょっと見てみたい気持ちもあって映画館へ。これ、漫画だよなって思ってみているとなかなか面白い。顔を貸すだけで、勝手に演技してもらい、名声を得てしまう女優。顔を借りて、自分の演技を思う存分発揮し、実質的な名声を手に入れる女。どちらが、どちらを利用しているのか。そういうのを上手く浅野忠信さんがコントロールしている構図だけど、タイトルにもあるように実質的には累が主人公なんでしょうね。着ぐるみを着て演技するのと近い。そして、商売道具のメンテナンスも怠らない。実際には名声だけでなく、お金や愛(これは一部あった)もどちらが得るかで色々葛藤があるのだと思うけど、利用しているのはあくまで累ってことになるのかな。全然例えにならないけど、替え玉受験でいい大学に入っても、実質が伴わなければ、友達もできなければ授業にもついていけない。やはり人間中身で勝負っていう結論は、あまりに短絡的かな。

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