りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

羊と鋼の森

夕ご飯を食べ終わってから、いきなり里緒ちゃんに「レイトショー行こう」といわれ、21:15からの回を二人で見に行きました。

本屋大賞をとった原作はとても大好きで、経済評論家の伊藤洋一さんもラジオの中で絶賛していた。期待は大きく高まっていたのだけど、ちょっと違った。映画は比較的原作に忠実だったと思うのだけど、それでも何かがちょっと違った。山崎賢人さんがイケメン過ぎたのかもしれません。原作を読んだ時から、ちょっとイメージと違うかなと思っていたけどやっぱり。タイトルにもあるけど、この作品は森が一つのテーマ。でも、山崎さんはもう少し都会的な印象なのかな。全然森のにおいがしない。確かに森で育った、森で育まれた感性っていうのが戸村の大きなポテンシャルであり、才能なんだと思うけど、原作でコツコツコツコツと表現されているように、どこか不器用で、どこか臆病な自信のなさがあるはずなのだけど、イケメンだとスムーズにできてしまうようなイメージがあって、そこも違ったような気がする。それと、双子の姉妹もちょっと違うかもしれない。お姉さんはぴったりだったかな。でも、板取さんの三浦友和さんはイメージピッタリ。葛城事件の時の友和さんも良かったけど、この役も良かったな。まあ、期待が大きい分、ちょっと不満もあったけど、全体的には良い作品だったと思います。

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