りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

羊の木

この映画もある意味楽しみにしていました。更生のひとつとして過疎化した街に元殺人犯を住まわせる。殺人犯とは知らないけれど彼らが放つ雰囲気は明らかに異質。そう村社会に異質な人間が入ってくる。信じてあげたいところもあるけれども、どこか本能が彼らを拒否してしまう。それは田舎の町に限った話ではないだろうけし、受け入れてもらえていないという孤独感が、ますます異質な人間を孤立させる。設定は極端だけどダイバーシティが苦手な日本が抱える課題なんだろうなと考えさせらえる作品でした。それにしても、結末はあまりにも想定外。ただ、こうするしか終わらせることができなかったということか。やっぱり、松田龍平さんの持つ淡々としているけれども、何か持っている感じ。あまりにぴったりなので怖くなってしまいました。それにしても錦戸亮さんは公務員がよく似合う。

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