りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

祈りの幕が降りる時

楽しみにしていた加賀恭一郎シリーズの最終作。今回は松嶋菜々子さんが大事な役どころで出演。映像に花を添える役割も。ストーリーは細部を除いてほぼ原作通りだったのだけど、やっぱり最後は泣いてしまいました。それは人にはいえない特別な人生を送ってきた父娘の結末に対する涙でもあったし、恭一郎を置いて出て行ってしまった母親の思いに触れたが故のことだったかもしれません。いずれにせよ、予想したところで予想したように涙したのは、小説で想像したシーンよりも映像が勝っていたということかもしれません。それにしても加賀恭一郎の推理は無理はないけど奥が深い。このシリーズが終わってしまうことはとても残念です。

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