りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

アジャイル開発における開発プロセスと監査ポイント

本日はISACAの月例会。昨日に引き続いてのセミナー参加となりましたが、本日は「アジャイル開発における開発プロセスと監査のポイント」。講演という形式ではなく、ファシリテーターを務める人が話題を提供しながら、4人で議論する形式。面白い試みだし、色々な現場の色々な考え方が判るという意味では良かった。ただ、アジャイル開発って、何かカッコいいけど、いつも現場でやっているやつ・・・といってしまえばそういう感じでした。ホワイトボードにもさっと仕様が書かれていて、各人のタスクは付箋でToDoのような形で手渡される。終わったら付箋を消し込んで・・・思いついたらどんどん改良して、求められなければドキュメントも作らないで、仕様書は?の問いには、仕様はコードに書き込んである・・・作っている人は楽しいかもしれないけど、使う側、運用する側を全く考えていない。そんな開発を彷彿させる話でした。まいったな、本当は違うと思うのだけど、これをアジャイルといって肯定したらシステム開発はいずれ崩壊してしまうんではないかと、そんなことを考えたセミナーでした。あと、クラウドの話。確かに気を付けることはいくつかあるのだけど、オンプレミスよりよっぽど安心だと思うけどね。