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リバース

 湊かなえさんの「リバース」を読みました。これもTVドラマの原作。読み終わって「う~ん」と唸ってしまいました。さすが!湊かなえさんです。まさか、まさかのラストでした。そして、そのからくりが判ると、物語のなかにずっと伏線があったことが良くわかりました。凄いなと思いました。ラストちょっと前の展開までは何となく勘のいい人なら判ったのかもしれないけど、このオチは凄かったな。しかし、終始主人公の深瀬は卑屈すぎ。このゼミの5人の中で、自分からは最も遠い存在な感じがしました。同級生が人を色に例える話が出てくるけど、自分は死んだ広沢でも優等生の浅見でもなく、村井に近いのかな。まあ、違うといえば違うのだけど、そんな楽しみ方もしてみました。絶好調の時は谷原なのだけど、最近はあまりそういうこともなくなった。このマウンティングのような同級生の位置関係が自分にはあまり理解できなくて、そういう意味では広沢なのだけど、広沢は自分じゃないなとそんなことを感じました。自分なら、深瀬にコーヒーを淹れてもらわないで、自分でやるかな。この物語上は、コーヒーは自分で淹れる方が良かったみたいだけど・・・

リバース (講談社文庫)

リバース (講談社文庫)

 

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