サイバー攻撃被害を軽減するための研究開発と人材育成の動向

SAAJの月例会に参加してきました。講演者は国立情報学研究所の高倉先生。タイトルは「サイバー攻撃被害を軽減するための研究開発と人材育成の動向」。かなり面白い講演でした。人材育成は「橋渡し人材」というのがキーワード。いつものようにハッカーが足りないという話ではなく、経営者にとって必要なのはコミュニケーション能力のある人。そして場を仕切れる人ということでしょうか。CISMっていうのがもしかしたらこういう役割なのかもしれないなと思いました。確かに高度な技術者は必要だけど、彼らが言っていることは判らない。技術者は現象を説明しようとするけど、経営者にとっては、起こったことに対してどう動いたら良いのかを教えてくれる人が求められている。ある程度の技術知識を持ち、社内の業務を知り、ハッカーたちをマネジメントしながら経営に適切な報告とアドバイスを入れる。そういう役割を「橋渡し人材」といい、今最も求められている人であるということが良くわかりました。前半の技術的な話を含め、有意義な話が聴けたと思います。