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悪魔の勉強術

 佐藤優さんの「悪魔の勉強術」を読みました。最近佐藤さんの勉強法の本をいくつか読んでいたので、それに関連した本かと思ったら随分違いました。彼の母校でもある同志社大学神学科の学生を相手に5時間×4回の濃密な授業を収録したものです。神学科なので、やはり宗教というかキリスト教を中心とした話が多いといったらいいのかな。それでも凄く勉強になりました。前半は、歴史をしっかり学ぶ、数学の知識は必要など、これまでの作品と共通する話もいくつか。しかし、後半の2回分はキリスト教について、例えば遠藤周作さんの「沈黙」を題材にしたりして、語っているので、読んでいる時は判ったようで、でもしっかり理解しきれていないような、絶対に復習が必要な本だと思いました。本当はこういうところをしっかり理解しないと、ヨーロッパや中東を解き明かすことはできないのだろうなと、そんなところを感じさせられました。タイトルの悪魔の勉強術。なぜこのタイトルなのかは判らないところもありますが、一言でいうなら学生時代はしっかり集中して勉強しろということ。学生時代にしっかりと学ぶ習慣と知識を身につけておけば、しっかりと稼げる人間になれるという文脈でとらえました。とにかく刺激される一冊でした。

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