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涅槃會

涅槃會。お釈迦様が入滅した日。菩提寺では集まった檀信徒で涅槃経を読経し、その後、お焚き上げを行います。正確には法要の前に写経があるのですが、私はいつもパス。習字が得意でないということもさることながら、写経できるほど正座していられないです。今日も、何度か座る機会があって、そのたびに10分から15分程度でしたが、なかなか辛かったです。

お釈迦様は入滅に際して最後の説法をされ、その説法が「仏垂般涅槃略説教誡経」(仏遺経経)というお経として伝わり、我々が読経しているのはそれを平易な文章に書き替えたものらしい。自分はこのお経の中の「もろ人よ足ることを知るべし。足ることを知る人は土上に臥すといえども、なお心安楽にして、貧しといえども而も富めり。足ることを知らざる人は、天堂に住めりといえども心にかなわず。富めりといえども而も貧し。多欲の人は家を破り、ついには世界を破るなり。」というところがとても好きです。読経、まさにお経を読むわけですが、方丈様がいうように、読んでいるときはまさにそのことに集中している。結果雑念から解放されている。正に声を出して音読することはある意味のメンタルタフネスなんだろうなと感じるところがありました。