理化学研究所脳科学総合研究センターの研究者たちが、素人向けに優しく脳科学の最先端について語る。そんな本でした。基本的に面白いテーマで、しかもサイエンスライターが素人向けにヒアリングをベースに書いてくれている訳なので、非常に判り易く仕上がっているのですが、最近パワーがないのか、ぐいぐい惹きこまれる感じが無くて、だらっと読んでしましました。やっぱり、心の病との関係は興味深いです。
1.記憶をつなげる脳、2.脳と時空間のつながり、3.ニューロンをつなぐ情報伝達、4.外界とつながる脳、5.数理モデルでつなげる脳の仕組み、6.脳と感情をつなげる神経回路、7.脳研究をつなげる最新技術、8.脳の病の治療につなげる、9.親子のつながりを作る脳、確かにどこをとっても面白いテーマだったと思います。
つながる脳科学 「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線 (ブルーバックス)
- 作者: 理化学研究所脳科学総合研究センター
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/11/16
- メディア: 新書
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