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人生を変えるドラッカー

吉田麻子さんの「小説でわかる名著『経営者の条件』人生を変えるドラッカー 自分をマネジメントする究極の方法」を読みました。いくつかの書評に出ていましたが、「経営者の条件」を題材にした「もしドラ」。著者自身も「もしドラ」の影響を受けてこの作品を執筆したと話しており、ドラッカーの名著「経営者の条件」を題材に小説形式で判り易く説明した本と整理できるのかな。確かに判り易かったです。

そして、題材となった作品「経営者の条件」。経営者とはなっていますが、基本的にはセルフマネジメントの本であり、経営者でなくとも読むことでヒントになることは満載。こうした本を変に解説書とするのではなく、小説形式で判り易く具体的に伝えるというのは非常にありがたい試みだったと思います。

・ほかの人間はマネジメントできないが、自分はマネジメントできる
●誰もが「知識労働者」である
・この本には『成果をあげる』というテーマが掲げられていますが、成果をあげるのは、いまこの組織において自分の『なすべきことをなす』ことからなのです
・知識労働者は自らをマネジメントしなければならない。自らの仕事を業績や貢献に結びつけるべく、すなわち成果をあげるべく自らをマネジメントしなければならない。
●汝の時間を知れ
・すべての仕事について、まったくしなかったならば何が起こるかを考える。何も起こらないが答えであるならば、その仕事は直ちにやめるべきである。
・人に任せる〟です。あなたに限らず、他の人でもやれることがあるはずです。
・後輩にその仕事を譲れば、自分は新たな成長のために、自分でなければできない仕事に挑戦できるようになります
●どのような貢献ができるのか
・組織の中に成果は存在しない。すべての成果は外にある。
・組織の外、つまり社会に変化を起こすことが成果である??ならば、自分の力を使って世の中に対して何をなすか?
●人の強みを生かす
・ここでいう強みとは、得意なことと言うよりも、気質や性格に近いです。
・同僚、部下、上司について、「できないことは何か」でなく「できることは何か」を考えるようにするならば、強みを探し、それを使うという姿勢を身につけることができる。
・大きな強みを持つ人は、往々にして、大きな弱みを持っているものです。逆に、これという弱みのない人は、たいした強みも持っていないものです。
・卓越性に対する妬み。才能ある人とて最初から天才だったわけではなく、相応の努力をしているのですが、その〝得意なことにすべてを投入できる〟能力、なりふりかまわず打ち込める能力に、人は無意識に嫉妬してしまうのです
●最も重要なことに集中せよ
・成果をあげるための秘訣を一つだけ挙げるならば、それは集中である。成果をあげる人は最も重要なことから始め、しかも一度に一つのことしかしない。
・成果のあがらない人は、 ・第一に、一つの仕事に必要な時間を過小評価する ・第二に、急ごうとする ・第三に、同時にいくつかのことをする
・集中のための第一の原則は、生産的でなくなった過去のものを捨てることである。
・本当に行うべきことは優先順位の決定ではない。優先順位の決定は比較的容易である。集中できる者があまりに少ないのは、劣後順位の決定、すなわち取り組むべきでない仕事の決定とその決定の遵守が至難だからである。
●人はどうして動くのか
・貢献に焦点を合わせるということは人材を育成するということである。
●成果を上げる意思決定をする
・知識労働者とは、自ら考え、決定し、行動する人でしたね。
・今日の意思決定が、明日のみなさんをつくる。
●成果を上げる能力を習得せよ
・知識労働者が要求するのは経済的報酬だけでない。『機会、達成、自己実現、価値』を必要とする

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