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オーバーフェンス

今日も映画を見てしまいました。「オーバーフェンス」、舞台は函館、主演はオダギリジョーさんと蒼井優さん。明らかにちょっと違う世界を感じさせられる予感はあったのだけど、やっぱりです。どこでこうなってしまったのかわからないけど、どこかで踏み外しちゃうと、立て直しはやっぱり難しい。フェンスの内側は刑務所ではなく、職業訓練学校だけど、犯罪を犯さなくても、どこかで普通のラインから外れてしまうと、こんな感じなのかなと・・・日本は特に厳しいのだろうなと感じさせる作品でした。人生には、当たり前だと思っていたことが、ある日突然当たり前ではなくなる時があります。重い病気を患ったとき、事故にあった時、親しい誰かを亡くした時、もちろんそれだけでなく、ある日突然不可抗力として襲ってきます。そんな時、自分が、人間が信じられなくなって、何も希望を持てなくなったりしたら・・・あるいはそういうことがあるのかもしれません。蒼井優さん演じる聡の危うさは狂気があって、私には受け入れることが無理でした。それでもそこに惹かれ、フェンスの先に何を見つけるというモチーフは何か「映画ならではのもの」を感じさせるものだったような気がしました。

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