一流の頭脳の磨き方

山崎裕二さん、岡田美紀子さんの「一流の頭脳の磨き方」を読みました。MBAではなくEMBAを終了した、ある意味経験も豊富なビジネスマンが、何を学びどう考えるかのヒントをくれる本。ハイライトしたのはい以下でした。

・どんなにすばらしい内容でも、時間がかかるようではプレゼンとしては失格なのだ。
・その他大勢に比べて自分が抜きん出ている部分はどこかを見極め、そのポイントを冒頭から強調する。この意識でプレゼンを始めなければ、そもそもまともに聞いてすらもらえない。
・人を動かすには情報を可能な限り絞り込み、結論を効果的に示さなければならない。
・プレゼンというものは、中身が魅力的であることは言うまでもないが、それ以上にプレゼンターの熱意や情熱、本気度、がプレゼンに魂を入れ、相手を感動させると強く感じる・自分の中で目的が詰め切れていないと、絶対にいいプレゼンにはならない。
・リーダーシップについて何を学ぶかといえば、まずは「自分を知る」ということなのだ
・部下にはむしろ本質的な質問をし、考えさせることで正しく導くというスタイルの有効性に気づいたという。
・一段高いステージで仕事をしたければ、まずは「自分を知ること」、そこから始める必要があるのだ。
・自分を理解することは意外と難しいので注意すべきだ。
・彼らはリーダーシップの最重要のスキルとして、「他人に対する影響力」についてとても熱心に学ぶ。
・「権力を使った圧力」「相互利益」「道徳」の三つだ。
・立場や権力で人を動かす方法には、相手のやる気や創造性をそぐといった問題点がある
・『影響力の武器』という著書で有名なアメリカの社会心理学者ロバート・B・チャルディーニ
・自分が与えたと思う恩義と相手の受け取るボリュームはかなり異なるということだ。
・好意が影響力の武器になる
・「ただ危機感を煽る」のではなく、「ここで変われば、こんな明るい未来もある」という希望についても伝えていくことだ。
・従業員が行動を始める際には、小さな成功体験を積ませ、その成功を褒めることも忘れてはいけない。
・「この人は何を理由に反対しているのか?」という真の理由を探ることだ。
・「ベストの落としどころ」を想定すると同時に、「これだけは譲れない」という線をきちんと引いておくことだ。
・大企業のまともな稟議システムを通過させ、上層部を納得させるだけの材料が揃わないというのは新規事業では当たり前であり、仮に一定の予測を立てたとしても、その信頼性は怪しいもので、予測を大きく外す例も少なくない。
・まさにトライ&エラーの発想で、エラーを前提にしたトライを繰り返すことで、製品やサービスの質を高め、マーケットのニーズと徐々にすり合わせていく。 そんな、ある意味乱暴で、冒険的なやり方が新規事業には求められるのだ。
・金額的な目標達成率ではなく、『どれだけ新しいものを生み出したか』を測る評価基準をつくり、イノベーションチームに適応していた」と語っていた。
・リーダーは新規事業は既存の事業と「別物」と考えなければならない。時間的にも、文化的にも、しくみ的にも、そして成功の指標にしてもだ。 そしてそこにはエース級人材を配置し、人事的にはチャレンジと失敗がキャリアのアドバンテージになるしくみを構築しなければならない。 そして最も重要なことは、職位の高いリーダーがコミットし、約束した期間は我慢して守り抜くことだ。
・事業をやるに際して「いま、このマーケットに十分なカネが流れているのか(流れてくるのか)」という視点は極めて重要である。
・重要なのはテクノロジーではなく、ビジネスモデルのイノベーションであり、経営そのもののイノベーションだということがわかってきたという。
・最も大事な視点は、「お金」「アクセス」「スキル」「時間」の四つだ。
・大きなマーケットで勝負する限りは、圧倒的に後発組が有利であり、ニッチなマーケットならばパイオニアにこそ勝機があるといえる
・「地理的な距離」「経済的な距離」「政治的な距離」「文化的な距離」の四つだ。

一流の頭脳の磨き方

一流の頭脳の磨き方

 

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