りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

リーダーの本棚

 日経新聞の日曜日に連載されている「リーダーの本棚」。必ずしもビジネスマンに限ったことでもないけど、それでも会社の会長とかが多いかな。それが1冊の本にまとめられました。なかなか興味深かったです。それと、こういう本を読むと、読んでみたい本が次々と出てきて、それはそれでうれしいやら大変やら。NEC社長の遠藤信博さんが上げている、渋沢栄一の言葉「信用すなわち資本と思え」は本当に座右の銘です。やはり生きていくうえで、信用はもっとも大事なキーワードなのだと思いました。そして多くのリーダーが上げていた「菜根譚」には「野菜の根は筋が多く、しっかりかむ人だけにモノゴトの真の味が判るという意味が込められている」というのをはじめて知りました。とにかく、また読まねばと思いました。それと、伊藤忠商事会長の小林栄三さんが山岡荘八の「徳川家康」を読んで「人生には山があれば谷もあります。谷のときは将来を見据えて苦境に耐え、全部、受け入れて消化していく。人生はなるようにしかならないが、何とかなるように努力しなければならない」と語っているのが印象深かったです。それと、京都銀行相談役の柏原康夫さんがカエサルの言葉「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」という言葉を引用し、「自分の限界を自覚させる言葉」と語っているのが面白いなと思いました。非常に刺激的な一冊です。

リーダーの本棚

リーダーの本棚

 

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