りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

人工知能

CISAの講習、今週と来週は「情報システムの運用・保守・サポート」ということで、担当の講師が変わりました。自己紹介のときに話していましたが、US-CPAを取得して会計監査の世界に入り、J-SOXを機にシステム監査に興味を持ち、以来ずっとシステム監査畑らしいです。最近は米国のUS-SOXの監査などを長くやり、最近はまた日本に戻ってきているとのこと。割と実務よりで面白い先生でした。

さて、この先生が雑談でAIの話をしていました。きっかけは電子証憑からはじまったのですが、最近はスマホで撮った領収書の写真が立派に証憑になるということ。最近のGoogleの自動運転なんかを見ていると、巷で言われている「人工知能でなくなる仕事」っていうのはあながち嘘じゃないなという実感を持っているという話をしていました。監査の話は割りと定型なので、人工知能に取って代わられやすいという認識をもっていること。それと、翻訳の精度が非常に高く、そう遠くない未来に翻訳や通訳という仕事がなくなると思っていること。同時通訳をめざしている人が激減していることなどを話していました。先生は、監査のやり方も凄く変わるんでしょうね・・・というコンテクストの中で、サンプリングなんていの一番に無くなるといっていました。機械なら、つまらないサンプリングなんかやめて全数検査だということです。監査はよりどころとなるモノがあって、それに沿ってきちんと実行されているかというところで、まだ人間の判断が入る部分があるらしいのだけど、実作業はほとんど証憑の突合せ。これは間違いなく機械になるだろうという話でした。勉強も少し考えないといけないなと思いました。