りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

新発10年物国債のマイナス金利

昨日、体調悪いなんていっている間に、日本経済は大変なことになっていた。日経平均は918円安(本日はさらに372円安で1年3ヶ月ぶりの16,000円割れ)、円相場は1ドル114円前半に急上昇、円高・株安基調止まらずといった感じでしょうか。各種ニュースを読んでいる限り、1)米国景気減速と米利上げへの懸念、2)中国経済の先行き不透明感、3)止まらない原油安への不安による円高、株安との解説。加えて、ドイツ銀行が2015年決算で最終的に68億ユーロの赤字決算、一部には利払い不能になる可能性というレポートも出ているらしく、欧州景気はとても不安定。イスラム国の動き、北朝鮮の水爆実験とミサイル、世の中はとてつもなく不安定になっている。そんな中、本日の日経経済教室の翁邦雄先生の記事は最近の自分の気持ちをきちんと整理してくれているようで、妙に腹落ちしました。要は潜在成長率ともいえる自然利子率は少子高齢化、生産労働人口の減少という中で基本的には低下が続いている。日銀・・・というかリフレ派の「期待への働きかけ」はこうした潜在成長率が下降線のときはどうにもならない。基本的には実体経済を底上げしていくしか解決策は無いんじゃないかと、金融政策頼みではこれから何も進まないのではないかというところが、非常に納得感があるものでした。まあ、言うは易しでしょうか。とてつもなく不安。あとは変に深読みしないで、今ある中で精一杯頑張るということしかないのかなと思います。まずは、しっかり健康管理、食う寝るところからですね。