ベネディクト・キャリーさんの「脳が認める勉強法」を読みました。翻訳本に特徴的な日本語の本とは少し違ったリズムはありましたが、非常に勉強になりました。最後のQ&A がまとめにもなっていて
1)ほとんどの人は、場所を変えて勉強する方が成績があがる
2)勉強の仕方を変えることにも効果がある
3)一気に勉強するよりも時間を区切って、2回、3回と勉強時間を分割する方が遥かに効率がよい
4)記憶は筋肉に似ている。・・・間隔をあけた練習もしくは学習や、自分を自分でテストすることは非常に効果の高いやり方だ
5)自分の理解を試す自己テストは、もっとも効果の高い学習テクニックだ
6)ひとつは、複数の選択肢の中から正解を選ぶようにすること。もうひとつは応えたすぐ後に正解を確認することだ
7)大事な箇所に選を引いたノートを復習し、その後ノートを水に書き起こすのであれば、思い出そうとする働きが強くなる
8)問題を解いていて行き詰ったときは、その状況から脱するには短い休憩を取るのがもっとも効果的である
9)自分の意思による中断は、中止とは違う
10)一度の練習時間に複数のことを混ぜる「インターリーブ」というテクニックを活用すると、練習したすべての技術のコツをつかむ腕が磨かれる
11)複数のことを混ぜる楽手は、復習だけでなくものごとを判別する力を磨くことにもつながる
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今月の読書 7冊