4月のはじめに終わったプロジェクトの反省会。この反省をどこに反映したらいいのだろう・・・ということもあるのですが、いわゆる「振り返り」、PMI的にいうとLesson & Learnedですね。確かにきちんとこういうことをしてプロジェクトの教訓を個人だけでなくチームだけでなく組織として共有する。それはとても良いことのように思います。が、やはり教訓はその人個人の経験の中にあってこそかなと思う自分もあります。メンバーの人たちの話を聴いて、なるほどそういうことがあったのかと思うところもありますが、私のように当事者から一歩下がったところで事象を見ていると、どこかぴんと来ないところがあって、あ〜そうなのかなと腹に落ちないところがあります。おそらく、反省の粒度の問題かなと。当事者でなければ共有できないレベルでの反省が反省会としては重要なのだけど第三者としてかかわるとそこの粒度まで理解できない。そんなことを感じました。
その後、リーダーとして頑張ってくれた若手と飲み。ずっと彼の思いを聴いて受け止めてあげたかったのだけど、それができて良かったです。これは収穫。仕事は、「やりたい」という気持ちが一番大事ではないかと。「やりたい」気持ちがあるのなら、それを何とかできるように環境を作れないか。もう一度考えたい気持ちになりました。
