りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

護持会の新年会

菩提寺の護持会の新年会。夕方4時から役員打ち合わせがあり、6時から新年会。擁壁工事の寄付事業は2億円近い費用が係るのですが、1次回答の結果は集まったお金は5千万円ちょっと。そのうち、既に振り込まれたお金は1.4千万円ほどなので、かなり見通しは苦しい。最初から難しいとは思っていましたが、現実は現実。これからが大変そうです。
一方、その後の新年会。今日の住職はいつもとはちょっと違った感じ。その経歴からいって、根はビジネスマンなのに普段は曹洞宗の建前が優先。今日は曹洞宗の建前と江戸時代からの檀家制度の問題、寺の経営問題など割と本音に近い話が聴かれました。もちろん住職ですから曹洞宗で修行を積んでいる。永平寺なのか総持寺なのかはよくわかりませんが、その修行の尋常ならざる話とか、道元の教えとか、時になるほどなと思う訳ですが、護持会の役員として寺の運営に少し係わっていると、どうかなと思う事も多い。それは曹洞宗というか道元の考えと江戸時代からの檀家制度、つまり世襲で施主が継承されることの矛盾に起因しているのではないかということが何となくわかりました。檀信徒なので、まじめに曹洞宗について学んでおかなければと思いました。それと、今日の住職の話と先日読んだ「置かれた場所に咲きなさい」の話は、非常に共通点があるような気がしました。仏教とキリスト教という宗教は違えども、割と本質は近いところがあるのではないかと思いました。一方で、八百万の神を認める日本と一神教キリスト教の違いも感じるところはありました。
しかし、3時間で終わると思っていた新年会。たっぷり5時間。さすがに疲れました。越の寒梅、昔は凄く美味しいと思ったのだけど、今日はちょっと飲むのが辛かったです。日本酒は・・・少し苦手になりました。