りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

「超」集中法 成功するのは2割を制する人

野口悠紀夫先生の「『超』集中法 成功するのは2割を制する人」を読みました。はじめの書き出しが「本書で述べるのは『さまざまなことにコアと呼びうるものがあり、努力をそこに集中すべきだ』ということです。」となっていて、結局そのことについて書かれている本です。で、パレートの法則について述べられている本はほかにもたくさんあるのだけど、本書のポイントは1)コアは、どうすれば見出すことができるか?、2)コアが変化したとき、どのように対応したらよいか?というところに触れている点ということになります。前者は超整理法だったり、超勉強法についての復習になります。仕事の上では、on-goingのワーキングファイルが、勉強法なら教科書や過去問がヒントとなり全体を鳥瞰する視点が重要ということです。

コアが変化したときの対応については、結局はビッグデータの解析ということでしょうか。変わる前にわからなくても、変わったことを受け入れて速やかに対応できれば良いというスタンスかと思いました。べき乗分布の話は大変興味深く面白いのですが、結局のところ、これからの時代はビッグデータを収集し、きめ細やかに分析し、速やかに対応するということに尽きるのかなと感じました。

 

 [DATA]

今月の読書 9冊
1月からの読書 77冊