りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

日本人のためのピケティ入門

今年最後の1冊は、池田信夫さんの「日本人のためのピケティ入門」。副題が60分でわかる「21世紀の資本」のポイントというだけあって、非常に簡潔かつ端的にまとめられた1冊だと思います。第1章はQ&A。「21世紀の資本」が何でベストセラーになったのかという基本的に解説しています。第2章はピケティをどう読むか。基本的な経済学の論点からピケティの主張を説明、かつアベノミクスについても触れてくれています。そして第3章は「21世紀の資本」の3つのポイントとして、1)格差は拡大してきたのか、2)何が格差の原因か、3)格差をいかに防ぐかについて解説してくれています。最後が大事なのだけど、ちょっと難しいですね。本日読んだもう1冊の本、「沈みゆく大国アメリカ」と併せて、ちょっと悲観的な感想を持ってしまいました。来年は希望が持てる年にしたいです。

[DATA]
今月の読書 12冊
1月からの読書 72冊