宮部みゆきさんの「模倣犯2」を読みました。1巻とは全然違った角度、つまり犯人側の視点から書かれたもので、何か新鮮な感じがしました。ソロモンの偽証を読んだ時にも感じたけど、どうしてここまで悪意を持つことが出来るのだろうと、人をもてあそぶ犯人の姿を見てそう感じました。読んでいて不快に感じる部分もありましたが、そう思いながらも作品に引き込まれてしまう。これが作家宮部みゆきの力なんだなと思いました。いい感じです。
- 作者: 宮部みゆき
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/11/26
- メディア: 文庫
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