米澤穂信さんの「満願」を読みました。短編集ですが、非常に面白かったです。GW前に王様のブランチの書評で絶賛されていたので購入したのですが、なぜかそのまま放っておいて、読んでみて「なるほど」と思いました。どの作品も最後にちょっとした隠し玉があって、何が仕掛けられているのだろうと思うと読みながらワクワクする感じがありました。まあ、読んだ後はゾクってする後味の悪さがあるのだけど、これがまた良かったりします。特に「夜警」「万灯」そしてタイトルにもなった「満願」のタネが気にいりました。
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: 単行本
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