りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた

ムーギー・キムさんの「世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた」を読みました。とても面白かったです。ここでいうエリートとは投資銀行、コンサル(MBB)、プライベート・エクイティ機関投資家(資産運用大手)で働く人、世界中を飛び回っている人とすると理解が早い。とにかく、よく働く。9 to 3の18時間勤務ですね。いくつか気に入ったところがあったので、ピックアップしてみます。
「自社を成長させられないコンサルファームで、自分が成長することはできないし、そんなファームに仕事を任せることはできない」
「『ウチのカミさんには飽きたが、それでも素晴らしい女房には変わりなく、ずっと添い遂げる』といった、新鮮さよりも本質を大切にできる人がプライベートでも仕事でも勝つのだ」
「自分でその価値を正当化する理由を説明できないなら、投資などすべきではない」
「小さな不正を働く人は、いずれ深刻な不正も平気で働くということだ」
「今日あなたのやることが『フィナンシャル・タイムズ』のトップページで特集されても恥ずかしくないような仕事をしろ」
「分析のための分析、仕事をしている振りをするための仕事が増えて、組織が発展したためしはない」
「何事も期待値を高めて後で裏切る方が、期待値を低めて思ったより悪くなかったと言う結果に落ち着くよりも、何倍を相手を失望させることを忘れてはならない。」
「結婚するということは、相手の人生の優先事項と自分の優先事項の折り合う点を見つけるということでもある」
「分厚いプレゼン資料は何ら魔法を起こさない」
「ネットワークでは、自分が相手を知っていることではなく、相手が自分を知っていることが重要なのだ」
「好きなこと、人生で成し遂げたいことを仕事にすることこそが、どんな仕事術や勉強術よりも成功に近づく道だと言うことを忘れてはいけない」
なかなか良い言葉ですね。やっぱりこれだけ働くということは自分がよほど仕事が好きか、その仕事に誇りをもっているかなんでしょう。好きでなければ頑張れないし、頑張れなければ成果はでない。どうもそういうところに落ち着くんじゃないかと思います。
以上

[DATA]
今月の読書 1冊
1月からの読書 6冊