佐藤優さんの「読書の技法」を読みました。サブタイトルは「誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術の『超』入門」というのはまさに的を得ていて、この本の中身をよく表していると思いました。大変参考になったとともに、勉強する意欲が沸いてきました。やっぱり凄いですね。
技法というだけあって、確かにテクニカルな解説もあるのですが、佐藤さんの場合は「勉強しなければ」という気持ちにさせてくれることと、そのガイドラインを示してくれるという点で有益。高校参考書を使っての勉強っていうのはとても参考になりました。巻末に参考書一覧があるのもいいです。
ノートした言葉
○読者自身の評価をノートに記すことが記憶を定着させ、理解を深めるコツである。
○数学も英語も基礎学力がついていないと、どれだけ努力を費やしても能力が向上しない。
○革命運動やテロを伴う国家改造運動は、知的エリートが起こす。現在の体制で、恵まれた地位を得ていない知的エリートが、困窮している人々の立場を代表して行うことになる。
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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