りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

スポートピア

今日の日経のスポートピアはJリーグ湘南社長の真壁潔さんでした。長い引用ですが(前略)・・・18年の歳月を経て念願のタイトルを手にした名古屋に湘南サポーターが賞賛のコールを送る。するとピッチで歓喜の輪の中心にいた監督のピクシーが、名古屋の選手達に声をかけて歩き出した。名古屋のサポーターが陣取るゴール裏に歩み寄る前に、湘南サポーターがいるゴール前に来てくれたのだ。きれいに整列した彼らはすがすがしく頭を下げ感謝を伝えた。すると名古屋サポーターから期せずして降格する我々に向かって「(J1に早く)帰ってこい」の大合唱。すべての観客が立ち上がり、やがてスタンドは大きな拍手で包まれた。ピクシーは若き選手時代、師でもあるオシム氏とともにユーゴスラビア紛争に巻き込まれた。混乱の中、多くの仲間を失いながら自らのサッカー人生を雑草のように強く生き抜いてきた。闘いの価値も罪も知り抜いているピクシーだからこそ、敗者が悲しみを乗り越えて示した勝者へのリスペクトの重さを即座に理解し、湘南サポーターに答礼してくれたのだろう。・・・(後略)ということです。ちょっと泣けました。1999年11月27日は決して忘れられないレッズがJ2に降格した日。大将福田の世界一悲しいVゴールの日でしたが、その時の自分に勝者へのリスペクトがあったかというと、あふれる涙と大将や伸二が移籍してしまうかも知れない悲しみでいっぱいでした。湘南サポーターは凄いな。そして、それが判っているピクシーも名古屋の選手も凄かったなと思います。