りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

ポルポトの掌

三輪太郎さんの「ポルポトの掌」を読みました。この小説は1年近く前に書評を読んで購入した覚えがあるのですが、ずっと積んでおかれて、何となく思い立って読みました。書評に何が書いてあったのかは全然覚えていないのですが、トレーダーである主人公が友人の死をきっかけにカンボジアに行き、遺跡をまわりながら、真実を知るために森の人(ポルポト)に会うという、書いてしまうとなんてこと無い感じですが、不思議とずっしり来る小説でした。友人である修一との関係は複雑だし、ポルポトは少し魅力的な人物に仕上がっていたように思います。結局主人公は何を掴んだのか?分からないことは多いですが、最後は学校という希望につながっているところが良かったように感じました。

ポル・ポトの掌

ポル・ポトの掌

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