園善博さんの「頭が良くなる魔法の速習法」を読みました。これ、スピードラーニングですね。でも、読書や記憶法の面白いテクニックが出ていて、改めて読んでみてよかったです。ポイントは既有知識。で、1)隙民具・リーディング(概要把握→小見出しがつけられた理由を考えながら読む)、2)ターゲット・リーディング(詳細把握→設定した質問の答えを探すように読む)、3)トレーシング・リーディング(通読→なぞりながら読む)を既有知識の量や目的によって使い分けるということ。そして、記憶の定着のポイントは、「復習」と「アウトプット」。で、復習のタイミングは、1)翌日、2)1週間後、3)2週間後、3)1ヵ月後らしいです。1ヶ月に4回の復習が必要とのこと。ポイントをつまみ読み、目次を見て思い出せなかった項目だけの読み返し、要点をまとめたメモの読み返し、本の内容を人に話す、といったことでよいようです。まあ、とにかく記憶を定着させるには復習が大事だということですね。その他のキーワード。エピソード記憶、ブリーフィング(振り返り)、形式知と暗黙知の循環。
- 作者: 園善博
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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