本日は松山出張の移動の際に斎藤孝さんの「発想力」を読みました。齋藤さんの本は「質問力」「段取り力」「コメント力」「読書力」「コミュニケーション力」「教育力」と「○○力」というタイトルが多いので、この本もそういうものかと思っていたのですが、ちょっとニュアンスが異なりました。あとがきに書いてあったのですが、「週刊文春」に連載されていた「コロンブスの卵焼き」というタイトルの、ある意味エッセー集です。だからどうというわけではありませんが、齋藤さんの本はいつも全体としての主題、主張があって、それについて熱く語るという構成ですが、この本はある程度発想の中心に「発想力」というのがあるのでしょうが、必ずしもそれについて熱く語っているわけではなく、全般的にソフトに読める一冊でした。
で、その中で「3という数字がスペシャル」という話が出ていて、「3が一般の人が記憶する数としては限界」とその理由を述べていますが、これはその通りだと思います。先日のディベートでも、論点が4つあるとちょっとついていけないというところはありましたし、逆に2つだと物足りない感じがしました。3というのは確かにすわりのよい数字なんだと思います。
- 作者: 斎藤孝
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
2008/11/03セミナー終了後の活動
1)Photo Readingのみ 8冊(2冊×4回)
2)PR+活性化 31冊