りおパパの日記

徒然なるままに。ドトールのコーヒーが好きです。

戻ってきました

今日は、朝7時半に下関を出て、福岡経由で帰ってきました。とても混んでいました。途中小倉→博多間をレールスターで移動したのですが、自由席はすし詰め状態で、まるでラッシュ時のように駅員さんが押さないとドアが閉まらない状態でした。当然、福岡→羽田間の飛行機も満席。東京経由で家に戻ったのは14時過ぎ。やっぱり下関は遠いです。
15時半から予約していた歯医者へ。左下の奥が痛くて炎症が起こっていたのですが、予想通り親知らずです。10年くらい前にも痛くなったときがあったのですが、そのときも「30過ぎたら生えてくることはありませんから、放っておけば治りますよ」と歯医者さんに言われて、その通り治ったのですが、今回は明らかに炎症が起きて一部膿んでしまっている状態。今回の歯医者さんも同様の意見でしたが、膿んでいるところは治療が必要ということで、切開して消毒、薬を塗ってもらって、あとは抗生物質で様子を見ることに。問題なさそうです。
夜は、里緒ちゃんのリクエストで「つばめグリル」にハンバーグを食べに行きました。2日遅れの誕生日会になります。つばめグリルはいつもながらにおいしかったです。それにしてもどこも混んでいますね。日本はそれほど不景気ではないのかな・・・
今日は移動中に3冊本が読めました。中谷彰宏さんの「超管理職」と「入社3年目までに勝負がつく77の法則」と重松清さんの「天使の階段」です。
中谷さんの本はいつもすっきりしていてよいですね。「超管理職」については、1)管理は監視ではありません、2)今一番必要なのは、覚えることではなくて、過去の成功体験を忘れることです、3)(若者にとって大事なのは、(仕事に)面白い目的があるかということです、4)(若者は)自虐的な暮らしをしていることでしか仕事の満足感を得られなくなっている上司を見て、自分の将来を不安に感じて会社を辞めるのです、5)子供を育てるプロセスの中で、親は初めて、真の意味で親になっていくのです。が印象的な言葉でした。
「入社3年目・・・」については1)たとえば、水道水の水を出したときに、サビが出たら、ダメだと思って止めてもサビは止まらない。とりあえず、水を出してしまうことです。水をどんどん出して、サビをまず洗い流し後にきれいな水が出てくるのです、2)人間は自分のレベルと同じレベルの人間にしか出会えないのです、3)悪口をいわれはじめたら、自分はそのレベルから抜け出そうとし始めているのだと考えることです、4)雑務がどれだけこなせるかで、その人の仕事の能力がわかります、5)その人の経験量は、経験×観察力(吸収力)です。でしょうか。とりあえず、このほか細かな点でなるほどと思うことは多かったです。
重松さんの「天使の階段」は正式には「なぎさの媚薬シリーズ6 天使の階段」が正しいです。重松さんは直木賞作家で、ほのぼのしたファミリーもの(たとえば「ビタミンF」)や、「疾走」のようにすごく重たい小説を書いたりもしていますが、反面「なぎさの媚薬シリーズ」のようなちょっとHな官能小説も書いていたりします。昔、漫画家の川崎のぼるさんが「巨人の星」を描いていると重たくてしょうがないので、一方で「いなかっぺ大将」を描いていたという話を聴いたことがありますが、それに似ているのかも知れません。重松作品の中で私は「疾走」がすごく好きな作品なのですが、こんな本ばかり読んでいたら重たくてやりきれなくなってしまうので、この「なぎさの媚薬シリーズ」も結構好きだったりします。ただ、この小説、実は結構考えさせられます。25歳でステージ3、5年後生存率20%の肺ガンの告知を受けたばかりの青年が主人公。彼には婚約中の看護師の彼女がいて・・・というところから物語りはスタートします。自暴自棄になった彼はなぎさに出会って、なぎさの力で知り合った5年前に戻って、少し違った現実をやり直すというもの。もちろん、肺ガンという現実が変わるわけではない。ただ、やり直しの現実の中で「生きること」を改めて確認するという感じでしょうか。結構面白かったです。

入社3年目までに勝負がつく77の法則 (PHP文庫)

入社3年目までに勝負がつく77の法則 (PHP文庫)

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2008/11/03セミナー終了後の活動

1)Photo Readingのみ 8冊(2冊×4回)

2)PR+活性化 20冊